Recの心得

Mixの概念

誰かの作品に関わるときに大切にしていること

表現者は苦しい時期を乗り越えて、少しづつ感情のコピーを発表していきます。発表の瞬間に最高の感情でステージに立っていられるような作品を一緒に完成させる仕事。Mix師の仕事とは初めてのデートに着ていく服を一緒に選ぶような感覚に近いのかもしれません。
Recの心得

マルチマイクのススメ(Gtr編)

マイクは楽曲にテトリスのように楽器を配置する時に、音を破壊せずに音質を加工できる重要な機材です。SHURE SM57、SENNHEISER MD 421-II、ROYER R121セットからスタートして、マルチマイクを是非楽しんで頂ければと思います。
Mixの概念

テープシミュレーターで楽器の角を取る

テープシミュレーターはコンプレッサーとは少し質感の違うダイナミクスコントロールが可能です。テープの質感が、エンジニアに好まれたくさんの人に使用され続けています。デジタル環境の作業が多い現在の作業環境でアナログのパワーを導入できる素晴らしい機材の1つだと思っています。
Recの心得

音声に対してローカットフィルター(ハイパスフィルター)を必ず入れる理由

ローカットは、適正レベルをとった後に、使用する重要な機能です。必要のない成分をローカット、ハイカットをしていくと狙った音に焦点を合わせられるようになります。低音は高音より音のパワーが大きいので、より慎重にカットする帯域を検証する必要があります。
Recの心得

初めて録音する歌い手さんにNEUMANN U87を使用する理由

NEUMANN U87Aiは現行生産されているマイクの中で、レコーディングエンジニアが録音の基準として最も多く使用しているマイクだと思います。基準となるマイクは録音対象の状態を把握するのに大変役に立ちます。
Recの心得

ボーカルはスタジオで録音した方が良いの?宅録のままで良いの?

ボーカルはスタジオ録音が良いの?宅録のままで良いの?というご質問に回答いたしました。それぞれのメリット、デメリットを理解していくとプロジェクトの規模や録音する内容によって最適な方法を選択することが可能になってくると思います。
Mixの概念

Mix師が使用するゲートから始まりと終わりの重要性を考える

ゲートは、信号が出始める部分と、信号が出なくなる部分の質感を調整することができる機材です。奥行きのない音像の音楽をミックスする際に効果的に使用することができます。音の始まりと終わりが、音質の印象として与える影響が大きいことが今回の解説で確認出来ます。
Mixの概念

Mix師が使用するコンプレッサーから時間の流れを考える

コンプレッサーは音量の大、小をコントロールするために多く使用される機材です。イコライザーと並んで、日頃皆さんも多く使用している機材だと思います。また音量のコントロールのほかに、発音された音のスピードコントロールによって音の質感を変化させることも可能です。
Mixの概念

Mix師が使用するイコライザーから空間の音を考える

EQはMIC、HA、AMPなどで、思った音質が作れなかった時に使う機材です。様々な商品に共通する点は、使用すると必ず原音が破壊されてしまうことです。処理前と処理後、必ず聴き比べてイコライザーを通す価値があったか確認する必要があります。
Recの心得

Mix師が考えるボーカルレコーディングの心得

円滑なボーカルレコーディングの進め方ついてMix師の観点から解説していきます。ボーカルは声帯を使い、言葉をメロディーにのせて音楽を表現します。他の楽器とは違い、人間の筋肉を使用しているため演奏可能時間は他の楽器に比べてとても短いです。
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