リズムパートのミックス

Mixの概念

今回はリズム楽器のミックスについて解説していきたいと思います。

例えばドラムであれば、バスドラム、スネアドラム、ハイハットの3つを基本にしてリズムを混ぜ合わせていきます。

それぞれの楽器がグルーヴを出すような関係のバランスを意識していくことが重要です。

グルーヴという言葉の意味をもう少し感じたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

どれかのパーツが変に出っ張っていたりすると、独特なリズムにも聞こえてきてしまうので注意が必要です。

最近はバスドラムを中心とした音楽が広く流行っているので、低音をかなり大きくするミックスも多く存在しますが、楽曲のアレンジの幅を狭くしてしまうこともあるのでアレンジを行う人と密な会話が必要になると思います。

また金物のハイハットを過度にローカットを入れる方がいますが、ハイハットの身の部分がなくなってしまうとスネアドラムとのコンビネーションが悪くなりますのでこれも注意が必要です。

これらを注意した上で、関係性を決定していく必要があります。

裏スタ
裏スタ

それでは詳しい内容に入っていきましょう!



音量バランスの考え方

いつものドラムルームで確認していきましょう。

この状態から、少しバランスを変えてみます。

まずはバスドラムの音量を大きくしてみます。

リズムパートのノリが少し損なわれたのがわかりますでしょうか?

今度はハイハットに過度なローカットを入れてみます。

ハイハットはローカットを入れる方が多いと思いますが、リズムを支えるという意味ではガシガシという音の成分も重要になってくることに気が付くと思います。

ローカットの使い方はこちらの記事を参考にしてみてください。

裏スタ
裏スタ

ドラムは三点というパーツが重要ということかと思います。



まとめ

リズムパートは、楽曲の続きを聞きたくなるようなサイクルを生み出すことが大切だと考えます。

同じテンポの楽曲でも、よりワクワクするような感情を与えることが可能になります。

ミックスの仕方で上昇感をより鮮明に色付けることが可能です。

リズムパートのミックスが完成したら、一度リズムトラックをミュートして確認してみましょう。

疾走感がなくなったなら、それはミックスの成功ということだと思います。

裏スタ
裏スタ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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