Mixの概念

誰かの作品に関わるときに大切にしていること

表現者は苦しい時期を乗り越えて、少しづつ感情のコピーを発表していきます。発表の瞬間に最高の感情でステージに立っていられるような作品を一緒に完成させる仕事。Mix師の仕事とは初めてのデートに着ていく服を一緒に選ぶような感覚に近いのかもしれません。
Recの心得

マルチマイクのススメ(Gtr編)

マイクは楽曲にテトリスのように楽器を配置する時に、音を破壊せずに音質を加工できる重要な機材です。SHURE SM57、SENNHEISER MD 421-II、ROYER R121セットからスタートして、マルチマイクを是非楽しんで頂ければと思います。
サービス

Apple Music 追加費用なしでロスレスオーディオに対応

Apple Musicがロスレスオーディオに対応し、料金設定は変わらずという素晴らしいニュースに配信サービスの進化を感じています。今まで聴いてきたApple Musicが、実は37倍に薄めたカルピスのような物だったという現実を再認識する大切な変換点だと思いました。
ランキング急上昇楽曲を聞いてみた

「Billie Eilish – Your Power」をMix師が聞いてみた

音数が少ない楽曲は小さな変化を利用してアレンジをします。リスナーの耳を邪魔しないように注意しながら曲の流れを変化させる必要があります。その微量の変化を脳は感じとる為、1曲を通してバランスの良いアレンジに感じることができます。
Mixの概念

ドラムサンプルを使用したMixのメリット、デメリット

ドラムサンプルは適量で使用すると効果的な音色変化を期待できます。ただ過激に使用すると位相が乱れるなど楽曲に悪影響を与えてしまうので注意が必要です。素材に足りない部分を付加していくぐらいの気持ちで使用すると最善の効果が得られると思います。
機材紹介

2021年新型 Apple / iMac をDAW用として考える

Appleから発表された新型iMacをDAW用として検証してみました。大規模MixをおこなわないMix師の方や自宅作業が中心のアレンジャーさんであれば、問題ないスペックかと思います。今後もM1チップの進化に注目していきたいと思います。
Mixの概念

テープシミュレーターで楽器の角を取る

テープシミュレーターはコンプレッサーとは少し質感の違うダイナミクスコントロールが可能です。テープの質感が、エンジニアに好まれたくさんの人に使用され続けています。デジタル環境の作業が多い現在の作業環境でアナログのパワーを導入できる素晴らしい機材の1つだと思っています。
Recの心得

音声に対してローカットフィルター(ハイパスフィルター)を必ず入れる理由

ローカットは、適正レベルをとった後に、使用する重要な機能です。必要のない成分をローカット、ハイカットをしていくと狙った音に焦点を合わせられるようになります。低音は高音より音のパワーが大きいので、より慎重にカットする帯域を検証する必要があります。
Recの心得

初めて録音する歌い手さんにNEUMANN U87を使用する理由

NEUMANN U87Aiは現行生産されているマイクの中で、レコーディングエンジニアが録音の基準として最も多く使用しているマイクだと思います。基準となるマイクは録音対象の状態を把握するのに大変役に立ちます。
Recの心得

ボーカルはスタジオで録音した方が良いの?宅録のままで良いの?

ボーカルはスタジオ録音が良いの?宅録のままで良いの?というご質問に回答いたしました。それぞれのメリット、デメリットを理解していくとプロジェクトの規模や録音する内容によって最適な方法を選択することが可能になってくると思います。
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