先日、Appleから新しいMacBook Proが発売されました。
M1チップを更に強化していく方向性のようです。
ミックス作業を頻繁にされる方の場合、これまでのM1チップ搭載モデルだと少しパワー不足を感じている方も少なくはなかったと思います。
今回の仕様ではその点が改良されており、音楽のミックス作業では十分なスペックだと思いました。
充電の為のMagSafeが戻ってきたのも地味に嬉しいです。
ノートは余り拡張が出来ないのでThunderbolt 4のポートは周辺機器に使用していきたいです。
サブのディスプレイへの接続もまだまだHDMIが便利だと思いますので、好印象です。
USBのAポートを一切搭載しない頑固さはとてもAppleらしいと思いました。
それでは詳しい内容に入っていきましょう!
仕様を確認
14インチMacBook Pro | 16インチMacBook Pro | |
ディスプレイ | 14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ | 16.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ |
チップ | Apple M1 ProチップまたはApple M1 Maxチップ | Apple M1 ProチップまたはApple M1 Maxチップ |
コア数 | 最大 10コアのCPU | 10コアのCPU |
GPU | 最大 32コアのGPU | 最大 32コアのGPU |
メモリ | 最大64GBのユニファイドメモリ(64GBはM1 Max用) | 最大64GBのユニファイドメモリ(64GBはM1 Max用) |
ストレージ | 最大8TBのストレージ | 最大8TBのストレージ |
バッテリー | 最大17時間駆動するバッテリー | 最大21時間駆動するバッテリー |
重量 | 1.6kg | 2.1kg |
プロの中にも、拡張シャーシとMacBook Proを使用しているエンジニアはいましたが、今後はもっと増えてきそうです。
AVIDもcarbonなどに力を入れてきているので、拡張シャーシも必要としない環境がメインになっていきそうです。
HDXカードが本当のゼロレイテンシーを実現しない限り、購入する人口はどんどん減ってしまうでしょう。
どんな方にオススメか
自宅でカラオケとボーカルトラックをミックスする方には必要のないスペックです。
金額重視でこれらのMacで問題ないと思います。
ソフトシンセを多用するアレンジャーさん、本格的なミックス作業をされる方のみが必要とするスペックだと思います。
新型のi Macもメモリの部分は少なめでしたので、M1の可能性を感じている方はチャレンジしてもいいかと思います。
しかし、ProToolsを使用している方は注意が必要です。
まだまだ、M1チップで使用出来るとはとても言い難い状況です。
OS問題もありますので、Logicを使用している方以外は注意が必要です。
ポートがThunderbolt 4になっているので注意が必要
各社のオーディオインターフェースなど、これから検証になっていくと思いますので注意が必要です。
外付けストレージなど、皆さんが現在検証動画などがどんどん上がってきています。
最新の技術で素晴らしいと思いますが、Appleの初期モデルはある程度の勇気が試される商品が多いです。
お仕事などで使用するのは控えた方が良いかと思います。
まとめ
今回のMacBook Proは、HDXカードを使用しないCPUオンリーでミックス作業を進めたい方であればオススメ出来る商品だと思います。
ノートタイプはどんな場所にも持ち運び可能なので、スタジオなどでの作業も便利かと思います。
ポートにThunderbolt 4が採用されている点は注意が必要です。
周辺機器の対応はしばらく後になってしまうと思います。
ストレージを少し大きめで購入する方が現在のところは良い選択かと思います。
M1チップの進化は今後も注目していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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