※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。
Appleから、M6を搭載した新しいMac miniが発表されました。
価格は149,800円から、発売は2026年9月22日です。
前回の記事では、僕が普段行っている48kHz・48トラック程度の音楽制作であれば、M5 Proまで上げなくてもM6搭載Mac miniで十分だろうと考えました。
では、M6を選ぶとしてメモリは何GBにすれば良いのでしょうか。
M6搭載Mac miniは16GBのユニファイドメモリを標準搭載し、24GB、最大32GBまで選択できます。
先に結論をお伝えすると、僕が音楽制作用として購入するなら、M6+32GBを選びます。
ただし、16GBでは音楽制作ができないという意味ではありません。
今回はPro Toolsを中心とした音楽制作を前提に、16GB・24GB・32GBのどれを選ぶべきなのか考えてみます。

Mac miniを買おうと思っているんだけど、メモリは16GBで足りるのかな。
32GBにすると七万円以上高くなるから、正直まよっているんだ。。。

僕も同じところで迷いました。今もメモリ16GBのMacBook Airで仕事をしているので、その経験も含めて考えてみますね。
それでは詳しい内容に入っていきましょう!
M6 Mac miniは16GBが標準、最大32GB

M6搭載Mac miniの標準メモリは16GBです。選択できるのは16GB・24GB・32GBの3種類で、32GBが上限になります。
48GBや64GBはM5 Proモデルだけの選択肢です。M6でメモリを最大にするということは、32GBを選ぶということになります。
AppleシリコンではCPUやGPUなどが同じユニファイドメモリを共有します。
そのため、Intel Mac時代の感覚で「16GBあるからDAWで16GB全部使える」と考えるのではなく、Mac全体で使うメモリとして考えたほうが良いでしょう。
とはいえ、16GBという容量が音楽制作に使えないほど少ないわけではありません。
実際、僕は現在M2 MacBook Airの16GBモデルを音楽制作に使っています。
メモリを増やすといくらかかるのか
実際にAppleのサイトで構成を組んでみました。
メモリの追加費用は、24GBが36,000円、32GBが72,000円です。

256GBモデルであれば、32GBまで上げても221,800円です。M5 Proの最小構成が299,800円なので、まだ十分に差があります。
ただし32GBと1TBの組み合わせだけは311,800円になり、M5 Proの最小構成より高くなります。
ここが今回いちばん悩ましいところです。
僕の場合、内蔵は1TB欲しいと思っています。
セッションデータや大容量のソフト音源は外付けに逃がすとしても、macOSとアプリケーション、それに作業中のセッションは内蔵に置いておきたいからです。外付けをつなぎ忘れても作業を始められますし、内蔵のほうが速度も安定します。
つまり僕が組みたい構成は、M6・32GB・1TBの311,800円。M5 Proの最小構成より12,000円高い買い物になります。
それでも僕はM6を選びます。
M5 Proの最小構成は、メモリ24GB・ストレージ512GBです。ほぼ同じ金額を出すなら、僕はメモリ32GBとストレージ1TBが手に入るM6のほうを取ります。
CPUコアの数より、メモリとストレージの余裕。48kHz・48トラック程度の作業であれば、こちらのほうが毎日の快適さにつながるはずです。
なお、内蔵を1TBにしても、セッションデータや大容量のソフト音源のライブラリーは外付けに逃がしたいところです。
僕が候補に考えているのは、Thunderbolt 3とUSBの両方に対応した「OWC Envoy Pro FX 2TB」です。
ファンを搭載していないため動作音は0dBで、録音環境でも使いやすい製品です。48kHz・48トラック程度のPro Toolsセッションであれば、十分すぎる転送性能があります。
OWC Envoy Pro FX 2TB をAmazonで見る
外付けストレージの組み方は、記事の最後にある前回の記事で詳しく書いています。
僕は今、16GBでPro Toolsを使っている
普段扱っているPro Toolsのセッションは、48kHz・48トラック程度が中心です。

現在使っているM2 MacBook Airはメモリ16GBですが、今でも仕事で使えています。
ソフト音源については、必要に応じてフリーズやコミットを行います。
そのため、「16GBではPro Toolsが使えない」ということはありません。
むしろ作業方法を工夫すれば、16GBでもかなりのことができます。
ただ最近は、Pro Toolsとソフト音源を立ち上げながらOzoneのような負荷の高いプラグインを使うと、以前より余裕が少なくなってきたと感じています。
これが、次にMacを買うときは32GBにしたいと考えている大きな理由です。

16GBでも仕事はできています。ただ、次に買うなら32GBにしたい、という感じです。
16GBを選んでも良い人
音楽制作だから必ず32GB必要、というわけではありません。
例えば、録音したボーカルや楽器などオーディオトラックを中心に扱い、大量のソフト音源を同時に立ち上げないのであれば、16GBでも十分だと思います。
DAWにはフリーズやコミットなど、コンピューターへの負荷を軽くする方法もあります。
使わなくなったソフト音源をオーディオ化したり、重い処理を一度書き出したりすれば、必要な処理能力やメモリを減らせます。
僕自身も、この方法で16GBのMacBook Airを使ってきました。
- 予算をできるだけ抑えたい
- 軽いMixが中心
- 数年後にはまたMacを買い替える予定
このような方なら、16GBを選ぶのも悪くありません。
24GBは価格と余裕のバランスが良い

16GBでは少し不安。でも32GBまで必要なのか分からない。
そんな方には24GBがちょうど良い選択肢になります。
16GBから8GB増えるだけでも、複数のアプリケーションやプラグインを同時に動かすときの余裕は変わってきます。
オーディオ中心のMixをしながら、ときどきKontaktなどのソフト音源も使う。このくらいの使い方なら、24GBはかなりバランスが良さそうです。
追加費用は36,000円です。32GBまで上げる72,000円と比べると、心理的にも選びやすい金額だと思います。
M6 Mac miniそのものの性能が高いので、無理にすべてを最大構成にする必要はありません。
僕が32GBを選ぶ理由は「あとから増やせない」から
それでも、僕が今M6 Mac miniを仕事用として買うなら32GBを選びます。
理由は単純で、Mac miniは購入したあとにメモリを増設できないからです。
購入した時点では16GBで十分だったとしても、Macは数年間使います。
その間にPro Toolsがアップデートされ、使うプラグインが増えたり、新しいソフトウェアを導入したりするかもしれません。
僕自身、M2 MacBook Airを買った時点では16GBで大きな不満はありませんでした。しかし数年使っていると、少しずつ環境が変化しています。
現在16GBで作業できているから、次のMacも16GBで良い。ではなく、次の数年間をどのくらい余裕を持って使えるか。僕はここを考えて32GBを選びたいです。
しかも32GBはM6の上限です。迷ったときに一番後悔しにくいのは、選べる範囲の一番上を選んでおくことだと思っています。
ソフト音源を多く使うなら32GBを優先したい
特にメモリ容量を意識したいのが、Kontaktなどを使った楽曲制作です。

サンプルベースのソフト音源を多数使う場合、オーディオトラック中心のMixとはメモリの使い方が変わります。
ピアノ、ドラム、ストリングス、オーケストラ音源などを大量に読み込むのであれば、32GBを選ぶメリットは大きくなります。
一方、歌ってみたのMixなど、ボーカルデータを受け取って2Mixと合わせて処理することが中心であれば、同じ音楽制作でも必要なメモリは少なくなります。
つまり「音楽制作だから何GB必要なのか」ではなく、「自分の音楽制作では何を同時に動かすのか」を考えたほうが良いと思います。

メモリを32GBにするお金があるなら、いっそ上のM5 Proにしたほうがいいんじゃないかな。
M5 Proへ上げる前に、メモリを考える
Macを買うときは、どうしても上位のチップが欲しくなります。
ただ、M5 Proが常にM6より速いわけではありません。
M6は新しい世代のチップなので、シングルコア性能ではM6のほうが上とされています。一方でCPUコア数とメモリ帯域幅はM5 Proが上で、負荷をかけ続ける作業ではM5 Proが有利です。
音楽制作だけを目的にするのであれば、必ずしも上位モデルが必要になるとは限りません。
僕のように48kHz・48トラック程度を中心に作業し、フリーズやコミットも使うのであれば、M6でも十分な処理能力があると考えています。
M5 Proの最小構成は、15コアCPU・16コアGPUでメモリ24GB、ストレージ512GBの299,800円です。M6の24GB・512GBは221,800円なので、同じメモリとストレージで比べると、その差は78,000円になります。
この78,000円をチップの差に使うのか、メモリを32GBにする72,000円に使うのか。音楽制作用途なら、僕は後者を選びます。
ただし、32GBでも足りないと分かっているなら話は別です。M5 Proは最大64GBまで選べるので、そこは素直に上位モデルを選ぶことになります。
CPUの最大性能だけではなく、普段の作業をどれだけ余裕を持って行えるか。音楽制作用のMacを選ぶときは、このバランスが重要です。
16GB・24GB・32GB、結局どれを選ぶ?
僕なら次のように考えます。

16GB
予算を抑えたい方。オーディオ中心の比較的軽いMixを行う方。フリーズやコミットを積極的に使える方。
24GB
16GBでは少し不安だけれど、価格も抑えたい方。Mixとソフト音源の両方をある程度使う方。
32GB
仕事で使う方。ソフト音源を多く使う方。Mac miniを長期間使いたい方。複数のアプリケーションや重いプラグインを同時に使う方。
僕の場合は仕事で使い、数年間使うことを考えるので32GBを選択します。

まとめ
M6 Mac miniで音楽制作をする場合、16GBでも作業はできます。
実際、僕自身が現在M2 MacBook Airの16GBモデルでPro Toolsを使っています。その経験から考えても、「DAWなら32GB以上ないと使えない」とは思いません。
ただし、現在16GBを使っていて少しずつ余裕がなくなってきたことも事実です。
これから新しいMac miniを買って数年間仕事で使うのであれば、僕は32GBを選びます。
メモリの追加費用は72,000円。内蔵ストレージを1TBにすると311,800円になり、M5 Proの最小構成より12,000円高くなります。
それでも、音楽制作用としてはコア数よりメモリとストレージに使いたいと思っています。
M6+32GB+1TB。今の僕の音楽制作環境には、この構成が一番合っていそうです。
M6とM5 Proのどちらを音楽制作に選ぶべきかについては、前回の記事で詳しく考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!



コメント